<サッカー・全日本大学選手権:福岡大1-0立命大>◇20日◇1回戦◇NACK5◇日刊スポーツ新聞社後援

 夏の総理大臣杯との2冠を狙う福岡大は、FW永井が疲れからかキレを欠いたものの、FW高橋が決勝点をマーク。立命大を下して初戦突破した。連覇を目指す中大は、中京大に2-0と快勝。駒大と関西学院大も8強入り。準々決勝は23日平塚と江戸川で行われる。

 東アジア大会の遠征疲れとピッチ状態の悪さに苦しんだ永井は「全然ダメ。次は勝利に貢献するゴールを決めたい」と、話した。U-20日本代表として東アジア大会準決勝の韓国戦では延長後半ロスタイムに決勝点をマーク。50メートル5秒8のスピードが評価され、アジア杯の予備登録メンバー入りも果たした。A代表デビューも近づき注目度もアップするが「もちろん代表でやってみたいとは思うけれど、今は意識していません」と、話していた。