残留かドイツ移籍かで揺れるC大阪MF香川真司(20)が、決断の「越年」を決めた。年内に進路を決める意向だったが30日、結論の先延ばしをC大阪側へ伝えた。この日までにブンデスリーガのシャルケ、ドルトムント、ケルンからオファーを受けた。海外へのあこがれが深まる一方、C大阪への愛着も強く、結論は年明けに持ち越しとなった。C大阪の藤田信良社長(59)は「残ってほしい気持ちに変わりはない。C大阪にとっていいお年玉が届けばいいが…」と朗報を待つ。