日本代表に3年半ぶりに復帰した鹿島MF小笠原満男(30)が、「強権発動」で調整ペースを上げた。19日、茨城・鹿嶋市内で今季初の2部自主トレを実施。午前の部ではミニゲームを行うため、若手選手ら緊急招集した。

 午前の走り込みを終えると周囲を見回し「人が足りない…」。1人で控室に戻り、ユースのコーチなどスタッフ4人を「招集」。選手寮で休養中だった若手FW佐々木、遠藤を電話で呼び出し、自主トレ中のFW興梠らを含め、6対6の実戦にこぎつけた。

 「ただ走るより楽しいから」。90分間のミニゲームを終えて、小笠原が満足げに笑った。前日18日までは3連休を取り、休み明けに突然ペースアップ。「この年齢だし、アピールというよりチームに貢献したい」と話す30歳が、代表定着へ向けて、25日開始の日本代表鹿児島合宿へ着々と態勢を整えている。【菅家大輔】