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清水小野が2・6栃木戦で実戦デビュー

ゴール前の混戦でDF児玉(左)と競り合うMF小野
ゴール前の混戦でDF児玉(左)と競り合うMF小野

 ついに「天才」がベールを脱ぐ! 6日のJ2栃木との練習試合(J-STEP=午前11時)で清水MF小野伸二(30)が攻撃的MFとして“実戦デビュー”する。5日の紅白戦では主力組に入り新システムと連係面を確認した。開幕まで約1カ月。7日からの鹿児島キャンプを前に、注目の小野でも定位置争いの渦中にいるだけに、最初の1歩から目が離せない。

 グラウンドに小野の声が響き渡った。地元での“実戦デビュー”を翌日に控え、主力組で紅白戦に出場した小野は、チームメートに大きな声で指示を出しながらピッチを縦横無尽に走り回った。「ぼくも、分からないことがたくさんある。まだまだ、チームとして機能していない」。今季から導入した4-3-3の新システムの動きを確認しながら、チームメートと積極的にコミュニケーションを図り連係を強めた。

 加入後初の対外試合は単なる“お披露目”ではない。長谷川監督は「いろんな選手にチャンスを与えながら使われた選手がどう結果を出すか。うまくいかないなら、うまくいく選手をチョイスする。みんな競争ですから」と、キッパリ。過去3度のW杯出場など、輝かしいキャリアを持つ小野でも例外ではない。

 そんな「サバイバル」ムードこそ小野が求めていた。「(チーム内の競争で)1人1人が盛り上がってくれば、チームとしても個人としても伸びるし、いい状況におかれていると思う」と、主力がひしめく中盤のレギュラー争いを楽しむかのように話した。

 ブンデスリーガのボーフムに所属していた12月19日ハノーバー戦以来49日ぶりの“実戦”に「変に意識はしていない。練習どおりやるだけですよ」と、平常心を強調した。テーマを問われると「チームの流れとかそういうのを含めてですね。あとは、結果を残すことです」と力を込めた。今季の清水と小野を占う、キックオフだ。【為田聡史】

 [2010年2月6日11時25分 紙面から]


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