鹿児島入りした磐田に例年以上の難敵が"舞って”いた。9日から利用する鴨池陸上競技場に、桜島が噴火した火山灰が降り注ぎ、芝生やスタンドにうっすら白く積もっている状態なのだ。チームより2日前に鹿児島入りし、準備をしていたクラブ関係者は「灰がすごい。口の中がジャリジャリです」と、練習への影響を心配した。

 鹿児島地方気象台によると、現在桜島は断続的に噴火している状態で、今月に入ってから8日夕方までに27回「爆発的噴火」が発生しているという。同午後1時34分にも、昭和火口から約1200メートルの噴煙が吹き上がった。気象台関係者は「回数は増えておりここ数年の中では非常に多く、時期も早い」と話した。

 競技場関係者は「チームは練習が大変でしょう。今晩雨が降ってくれればいいだけど」と祈りながら、スタンドを清掃し、チームを迎えるという。地元の50代男性は「県外から来られた方にとっては驚かれるでしょうね」と話した。地元では見慣れた光景でも、メニュー変更など影響が及ぶ可能性もある。【栗田成芳】