今季の札幌の主将が、DF石川直樹(24)に決まった。19日夜、石崎信弘監督(51)から打診され「できる限り頑張ります」と受諾した。20日の練習後、「ベテラン、若手とみんながつながっていける状態をつくれれば」と抱負を口にした。

 昨年7月に柏から加入。今季も期限付き移籍中の身と異例の抜てきにはなるが、スタッフの圧倒的支持を受け、大役を任された。後方からのコーチング力に優れ、気迫を前面に押し出し、チームを鼓舞してきた。おとなしい選手の多いチームを叱咤(しった)できるだけに、適任といえる。石崎監督も「声を出す人が少ないから。そういう中でもしっかり声を出してもらえたら」と期待した。

 21日のプレシーズンマッチJ1神戸戦が、主将として迎える初の試合になる。「特別なことをするつもりはない。主将どうこうじゃなく、今まで通り声を出していくだけ」。柏時代務めた“声出し隊長”そのままに、闘志全開で10年札幌を引っ張っていく。