エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)の移籍が決定的となった横浜の嘉悦朗社長(54)は21日、今週内にも正式契約を結ぶため、渡欧することを明言した。嘉悦社長は横浜市内のクラブハウスで「なるべく早くまとめたい。交渉が(成立に向けて)進むと確認できればすぐに私が(スペインに)行きます」とエスパニョール側との交渉成立に向けた強い意志と自信をのぞかせた。
また「横浜としての条件や誠意を伝えました」と20日に中村の代理人と複数年契約の完全移籍という条件でエスパ側と交渉することで合意したことを改めて認めた。契約を残しているエスパから獲得する際に移籍金が発生するが、横浜側が用意する獲得資金についても「横浜としての条件は伝えた」と中村側とすり合わせは済んでいる。
正式契約に向けた動きは加速している。横浜側との合意条件を携えた中村の代理人が22日にもスペインに向けて出発する。横浜側は、代理人を介して移籍条件をエスパ側に提示し、その感触を確かめた上で嘉悦社長がスペイン入りして正式契約を結ぶ流れを想定している。
嘉悦社長は「交渉ごとですからまだまだ分かりません」と慎重な姿勢も見せながら、「あとは進めるだけです」と正式契約へ向けた強い自信ものぞかせた。エスパ側がすでに中村の移籍を容認する姿勢を示していることもあり、早ければ今週中ごろには正式契約が結ばれそうだ。




