<J1:仙台1-0磐田>◇第1節◇6日◇ヤマハ
本拠地に仙台を迎えたJ1磐田は、開始直後の失点を返せず惜敗。開幕戦5年連続白星なしとなった。
降りしきる雨に負けじと高まる新シーズンへの期待感は、わずか26秒で流された。相手のスローインに飛び込んだDFイ・ガンジンが、スリッピーなピッチに目測を誤った。左サイドを突破され先制点を与えた。イ・ガンジンは「最初の失点は自分のミス」と力なく話した。2年連続J2からの昇格組に敗れた。開幕戦での6失点のショックを引きずり5戦白星の無かった昨季の悪夢を振り払うかのように、試合後DF那須主将はピッチで選手らを鼓舞した。
58秒で再度迎えたキックオフ以降、完全に守備を固めカウンター一本やりとなった相手に対し、優勢に試合を運んだ。試合前、柳下監督は「仙台のサイドは攻撃的。その裏を突くために、スペースへ出ていければいい」と、相手が前掛かりになることを想定しスタメンを組んだ。しかし、各選手が「あそこまで下がるとは思わなかった」と話すほど守備を固められた。早々に先制点を許したことで、想定していたプランが崩れた。
何とかつくった好機に決められなかった。猛攻を覚悟した仙台にチャンスをつくりながらゴールを挙げられなかった。サイドに流れ、何度もドリブル突破で相手をこじ開けようとした韓国代表FWイ・グノは無言で去った。3本のシュートで決定機をものにできなかった荒田も「ああいうところを決めるか決めないかが大きく違う」と悔しがった。
これで、5年連続開幕戦白星なし。4年連続で黒星スタートだ。しかし、今季の目標は5位以内。残る試合は33試合。下を向くには早すぎる。【栗田成芳】



