ベガルタ仙台がいよいよ13日、7季ぶりのJ1ホーム開幕戦(ユアスタ)で大宮を迎え撃つ。昨季のホーム初戦と最終戦でアシストを決めたMF梁勇基(28)が再現を約束。元チームメートとの対決にも刺激され、ホーム23戦連続不敗の記録更新を狙う。
今年も、この男の右足が本拠地を熱狂の渦に巻き込む。昨季のホーム初戦(3月21日、1-0鳥栖)と最終戦(12月5日、1-1愛媛)で、梁はCKから各1アシストを記録。“梁に始まり、梁に終わった”シーズンの再現を狙い「今年もセットプレーは鍵になると思うし、J1でも点を奪えれば最高っす」と笑顔を見せた。昨シーズン途中からホーム23戦連続不敗。「背番号10」の活躍が、不敗神話の継続に直結する。
その発奮材料になるのが、J2では実現しなかった対戦だ。大宮MF安英学は北朝鮮代表の先輩。代表合宿で同部屋だったこともあり「ハートが強いし、自己管理の徹底とか勉強させてもらった人」。08年12月、安の結婚式に招待された後は会っていないが、電話で「いつか日本で対戦できたら」と連絡した仲だ。
DF深谷は阪南大の1年後輩。「向こうは1年目からJ1で活躍してた。刺激になった」と梁。大宮と同宿だったグアムキャンプ中に再会し「『開幕2戦目で当たるな』って話した。今まで実現しなかった対戦なんでホンマ楽しみ」と燃えている。さらに、DF村上は仙台の元同僚。「よく家に呼んでもらったし、プレーで恩返ししたい」とワクワク感が止まらない。
6日の磐田戦で開始26秒の決勝弾を奪い、開幕連弾がかかっている梁。「点は取れれば取れるに越したことはないけど」と無欲を強調したが「高い位置を取るサイドバックの裏を使えれば」とイメージはできている。今年も背番号10が、無敵のホームで躍動する。【木下淳】



