頼みのエースが「今季初勝利弾」を決める!

 13日のホーム開幕山形戦(アウスタ=午後2時)に向け、J1清水の日本代表FW岡崎慎司(23)は「ここで結果を出さないといけない」とゴールを宣言した。自らの今季初ゴールで初白星をもたらす。

 岡崎に晴れやかな笑顔が戻った。山形戦に向けたこの日の練習は、適度な緊張感とリラックスした雰囲気も流れる中での最終調整。最後のメニューのシュート練習では、思いっきり右足を振り抜き、豪快なシュートをゴールネットに突き刺した。本番への“予行演習”を終え「強引にゴリゴリいってでもシュートを打ったり(相手DFラインの背後に)飛び出すことを狙っていく」と、イメージを膨らませた。

 前節広島戦(6日、1△1)は、体調不良の中での強行出場で不調を極めた。「かなり体がきつかった」と、珍しく弱音をはくほどで、フル出場したがシュート0本に終わった。今週に入り体調はだいぶ回復したが、ホーム開幕戦をPRするためテレビ出演するなど「チームの顔」としてピッチ外でもフル稼働。それでも「鼻声もだいぶ良くなった。いい形でベストコンディションに持っていける」と気丈に振る舞った。

 エースとしての役割は分かっている。「自分が止まっていると試合は動かない。ハードワークをすれば、味方が空いたスペースを使える」と、フォア・ザ・チームの姿勢を強調しながらも「点は取りにいく」と、きっぱり。迷うことなく2戦連続で先発出場させる長谷川監督も「岡ちゃんに代わる他の選手はいない。やってくれる選手だと思う」と、絶対的な信頼と期待を寄せた。

 「ボールを触ることは楽しいし、点が取れれば一番の幸せ」。岡崎の「幸せ」が、チームにとっても幸せな勝利に導く。【為田聡史】