J1山形小林伸二監督(49)が16日、次戦のホーム開幕浦和戦(21日)で「4-4-2」から「4-5-1」へのシステム変更を示唆した。13日の清水戦でFW長谷川が、右ひざを負傷(全治4週間)し戦線離脱。同監督は「しばらく(出場は)無理。守備をいじるのは危険だけど、前を1トップにはできる」と危機回避策を模索中だ。

 相手マークを一身に受けるFW田代は「過去に、そういうのを経験しているので大丈夫」と1トップへの心構えも十分。また、2トップ維持の場合も想定し、今季は2列目を任されているFW古橋がこの日、田代と呼吸を合わせた。古橋は「前線でボールを引き出す動きをしたい」と、エース復帰までチームを引っ張る覚悟だ。