G大阪のMF遠藤保仁(30)が、来週のシンガポール遠征を回避する可能性が出てきた。負傷中の右足甲が万全でなく、17日は別メニュー調整。23日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)シンガポールAF戦が控えており、西野朗監督(54)は「症状は横ばい。週末の試合(新潟戦)をにらんではいるが(海外遠征は)回避できたら」と欠場を示唆した。

 遠藤は10日のACL河南建業戦で右足甲を打撲した。その他にも日本代表との掛け持ちで疲労の蓄積が不安視されている。本人は「足は大丈夫、明日から練習をします」と軽症を強調。代表で同僚の本田の活躍には刺激を受けた様子。「重圧がかかる中で得点を決めたのは素晴らしい」。ともにW杯で結果を出すため、心身ともに万全に仕上げる。