G大阪のFW宇佐美貴史(17)が、Jリーグ屈指の敏腕代理人をつけた。29日までにジャパン・スポーツプロモーション(JSP)の西真田佳典氏(54)と契約。G大阪MF遠藤、C大阪FW播戸らの代理人で、昨季限りで引退した元C大阪FW西沢を01年にスペインへ送り込んだこともある。高校生での代理人契約は極めて異例だが、将来的な欧州挑戦へ最高のパートナーを得た。

 先発濃厚な5月1日のアウェー鹿島戦では、プロ初の公式戦3戦連発がかかる。今季はコンスタントに出場機会を得ており、17日清水戦でプロA契約に到達。この日、完全非公開で調整した宇佐美は「今まではまだ自信もなく下向きな気持ちで試合をしていた。今は1発やってやろうという感じ。FWやし試合に出れば点を取りたい」と宣言。17歳の新星が、着実にステップアップしていく。