<J1:G大阪4-4川崎F>◇第10節◇5日◇万博

 G大阪が壮絶な打ち合いの末、痛い引き分けを喫した。3-1から同点に追いつかれながら、後半37分に明神が勝ち越し弾。そこで勝負は決したかに思えた。だが、同ロスタイムに失点し痛恨ドロー。鹿島、川崎Fと上位陣との連戦で勝ち点1しか奪えず、西野朗監督(55)は「どうしても(DF)ラインを落とさざるを得なかった。惜しい試合運び」とガックリ。6日で18歳になるFW宇佐美も「先制点を取った以外は課題だらけです」。12位へと順位を落とし、苦戦は続く。