ホッと一安心-。仙台がクラブ初のナビスコ杯決勝トーナメントを聖地ユアスタで迎えられることになった。磐田との準々決勝第2戦とサッカー仙台杯国際ユースの開幕戦(ともに9月8日午後7時)が重複していた問題で、仙台杯の実行委員会は28日、開幕戦のU-19(19歳以下)日本代表-U-19フランス代表戦を、翌9日の午後1時半開始に変更すると発表した。

 仙台が7日のナビスコ杯1次リーグ大宮戦で勝ち、A組2位を確定させた時点で、クラブは会場を確保していなかった。だが、協力を要請された仙台杯側が「地元クラブのためなら」と前向きに検討。集客の見込めない平日デーゲームにずらす悪条件を受け入れ、開催8年目で初の日程変更に踏み切った。地元に背中を押されたベガルタには、慣れ親しんだ本拠地での4強進出が期待されている。