仙台が30日、8月1日のアウェー川崎F戦(等々力)に向けて「堅守速攻」を再確認した。試合直前では異例の対人形式の速攻練習を実施。手倉森誠監督(42)は「シンプルに!」と繰り返し、ボールを奪ってから手数をかけずフィニッシュに持ち込むことを徹底させた。J1屈指の破壊力を誇る川崎Fの裏を突く。昨年12月12日の天皇杯準々決勝で機能した形だ。

 紅白戦では「4-1-4-1」システムを試した。手倉森監督は、2列目4枚の中央にFW中島とMF梁を起用し「うちで活動量のある人間を(日本代表ボランチ)中村憲と稲本にぶつける」とした上で「マークをハッキリさせてやれば、攻撃に転じやすい」と説明。さらに両翼の太田と関口が完全復活したことで「このシステムで相手の両サイドバックの裏を突けば、きれいなカウンターが決まるかな」と期待した。長所を追求してリーグ11戦ぶりの勝利を目指す。【木下淳】