仙台が11日、東京FW赤嶺真吾(26)を期限付きで獲得した。08年春に岡田ジャパンの代表候補に選ばれたストライカーで、同年に公式戦40試合18得点と活躍。今季は無得点だが、前線の守備能力と決定力に定評があり、リーグ12戦勝ちなしと苦しむチームの起爆剤となる。期間は来年1月31日まで。背番号は24。

 赤嶺は08年に神戸、09年に磐田から獲得オファーを受けたが断った。仙台とは中断期間中に赤嶺の代理人と首脳陣が接触。当時は進展しなかったが8月に入ってFW中島と中原が相次いで骨折。駒不足となったたことから話が進展、10日にまとまった。

 12日に合流し、14日のG大阪戦から出場可能。手倉森監督は「勝ちに飢えた仙台と出場機会に飢えた男の相乗効果」を期待。赤嶺も「1試合でも多くチームの勝利に貢献できるように100%のプレーで頑張ります」と話した。