鹿島がロングミーティングで「9月反攻」ののろしを上げた。リーグ戦8月未勝利のトンネル脱出と、リーグ通算350勝を懸ける11日仙台戦だが、8日のナビスコ杯敗退ショックに加え、主将MF小笠原が出場停止。苦境を脱するべく、練習直前にオリベイラ監督(59)が選手を集め、1時間半熱弁を振るった。「最後まで運動量を落とさず走り切る」必要性などを繰り返し強調。右内転筋の違和感を抱えるDF岩政も「今日が試合でも出られる。リーグでは負けられない状況」と巻き返しを誓った。