日本代表DF田中マルクス闘莉王(29=名古屋)が今冬の「高校サッカーの顔」になることが18日、分かった。89回目を迎える伝統の全国選手権(12月30日開幕)の応援リーダーに就任。公式ポスターやプログラムに「さあ選手権、共に闘え!」と自らが寄せたメッセージとともに起用される。過去には小野(現清水)中山(現札幌)ら一流選手が務めてきた大役。日本テレビ側は「W杯で常にチームを鼓舞し続ける姿は強烈。W杯イヤーにふさわしい人物」と理由を説明。闘莉王も00年度に渋谷幕張(千葉)の大黒柱として選手権を経験しているだけに、大会への思い入れは人一倍。後輩たちに「思いっきりサッカーを楽しんで、プレーしてもらいたい」と熱いエールを寄せた。