名古屋の日本代表DF田中マルクス闘莉王(29)が22日、クラブが獲得に乗り出した広島DF槙野に、“ラブコール”を送った。槙野は超攻撃的DFでズバ抜けた得点能力を誇る同タイプの闘莉王を、強く意識しているとされる。名古屋にとっては闘将の存在そのものが、獲得へのアピール材料でもある。槙野の所属する広島は、闘莉王の古巣。互いにリーグの真っ最中で、最終戦(12月4日)での対戦も残しているだけに、最大限の配慮から言葉を選びながらだったが、「これからの選手だし、優勝争いできるチームでプレーした方がいい」とやんわりと勧誘した。