仙台の日本代表FW関口訓充(24)が「萩の月」のイメージキャラクターに就任する可能性が22日、浮上した!?

 10月4日の代表合流に「お近づきのしるし」として持参。これがPRにつながったとして、この日午後、販売元・菓匠三全の河西洋一常務取締役営業本部長(59)から感謝の訪問を受けた。そこで「関口モデルの商品を作って」ともアピール。初代表で見せた初々しさが、思わぬ形で波及している。

 地元の銘菓を持ってザックジャパンに合流した関口に「代表バブル」の続きがあった。河西常務は「翌朝の報道を見てビックリ。(田中裕人)社長も『新聞を買い占めてこい』って驚いた後、何か関口選手に感謝しなければ、となりまして」とクラブハウスを訪問。「萩の月」(28個入り×2箱)とモンドセレクション最高金賞の洋菓子「ロワイヤルテラッセ」を贈った。

 「おいしい銘菓」のPRに一役買って「おいしい話」まで舞い込んだ。上機嫌のドリブラーは「朝昼晩、必ず『萩の月』を食べてます」。さらに爆走は続く。取材を受ける常務の周囲に顔を出し「イメージキャラクターとかないですかね?

 僕モデルのお菓子も作ってみませんか?

 社長に言っといてくださいね」と冗談交じりでアピールした。対する河西常務は「個人的には面白いと思います。帰って社長に伝えます」と約束。過去に例はないが「萩のセキ」などのコラボ商品が生まれる可能性もある!?

 代表宿舎ではリラックスルームに置き「(東京GK)権田が『うまいっす。16日の試合後に買って帰ります』って言ってた」。草の根レベルでも貢献した関口は、遠征バスに乗り込んだ後もアピール。最後の一押しは好感度アップ作戦だ。

 関口

 これからも、よろしくお願いいたします。「かわにし」さ~ん!

 河西常務

 関口さん、私は「かさい」ですーっ!

 既に名前を覚えたとアピールするはずが…。照れ笑いの関口に周囲は大爆笑。しかし、河西常務は「ここまで明るく気さくとは。人柄に、ほれ込んでしまいました。社長に相談したいと思います」。結果オーライでイメージキャラクター就任へ前進した。【木下淳】