<J1:磐田2-1浦和>◇第27節◇23日◇エコパ
磐田が鮮やかな逆転劇で浦和を下した。1点ビハインドで迎えた後半17分、FW前田遼一(29)が左からドリブルでゴールポストギリギリまで突破。ゴール前で待ち受けたFWジウシーニョ(26)のゴールで同点に追いついた。さらに同26分。MF山本康裕(20)の左CKをMF那須大亮(29)が右足で合わせ逆転に成功した。自己最多となる今季3得点目で、勝利を呼び込んだ那須は「ゴールは自分の前で古賀さんが飛び込んでくれたから、フリーで合わせるだけだった」と話した。
試合前、右上腕部骨骨折で戦線離脱した日本代表DF駒野が控室を訪れた。負傷後、初めて仲間の前に姿を見せ、ウオーミングアップを終えた選手1人1人と握手をして激励した。負傷直後「駒野のために勝ちたい」と話していたのは、同学年の前田や那須であり、代役で右サイドバックに入った山本康だった。その選手たちがゴールを演出して、駒野の目の前で勝利をささげた。
チームはこれで6戦連続で負けがない。昨季1度もなかった逆転勝利は今季3度目となり、順位こそ11位のままだが、今季初めて貯金ができた。残りのリーグ戦は7試合。ナビスコ杯決勝進出で勢いづいた磐田の猛攻が、いよいよ本格化してきた。【栗田成芳】



