複数クラブによる争奪戦となっている広島の日本代表DF槙野智章(23)が10日、去就について越年覚悟の姿勢を明かした。名古屋、横浜、来季J1復帰の柏から正式オファーを受け、8日までに各クラブと代理人を交えた初交渉を終えた。「話し合いの場を持てて良かった。自分の中で(方向性は)見えているが、焦って決める必要はない。海外移籍の希望もあるし、年越しもあり得る」。今冬の欧州移籍も念頭に、冷静に結論を下す。所属の広島も強く慰留している。