左ひざに重傷を負い、全治6週間と診断された横浜DF中沢佑二(32)が不屈の姿勢をみせた。全体練習中に内側側副靱帯(じんたい)を損傷してから一夜明けた12日、厳しい状況を踏まえながらも「早く治したい。できる限りのことはする」として、12月25日の天皇杯準々決勝で戦列復帰を目指すという。17日の4回戦突破が前提となるため「勝ってもらえればいいんですけど」と同僚の奮闘を期待していた。篠田フィジカルコーチから「(6週間より)早く回復する可能性もある」と言われており、日本代表として来年1月のアジア杯出場もあきらめてはいない。