日本プロサッカー選手会によるトライアウトが14日、大阪・長居スタジアムで行われた。初日はJクラブ、JFLの関係者ら182人が見守り、草津を戦力外となった元日本代表MF広山望(33)ら47人が参加。今日15日には36人が参加予定で、計83人は02年の開催以来最少。水戸の柱谷哲二新監督(46)は「少々下手でも、一生懸命やっている選手はぜひ来てほしい」と、話した。

 パラグアイやブラジル、フランスなどでプレーした広山が、再び海外移籍を視野に入れた。11対11のゲームではスペースに果敢に飛び出した。「年齢ではなくて、思い通りにできるかが判断基準。必要としてくれるところがあれば、日本でも海外でもどこでも行きます。声を掛けてもらえたらうれしい」と、明るく話した。