浦和の日本代表MF細貝萌(24)が23日、ブンデスリーガの名門レーバークーゼンに移籍することが決定した。この日、両クラブが発表した。11年1月から13年6月までの2年半契約で、オプションを含めて最大4年半となる。年俸は推定1億3000万円。細貝はレーバークーゼンへ移籍直後、2部アウクスブルクへ12年6月まで1年半、期限付き移籍する。

 細貝は今季、浦和のゲームキャプテンを務めリーグ戦28試合1得点。9月に日本代表に初招集され、レーバークーゼン以外にもハノーバーなどのクラブが獲得に動いていた。天皇杯終了まで浦和でプレーし、アジア杯の代表メンバーに選ばれる可能性もあるため、渡欧時期は現在未定。細貝は「厳しい環境に身を置くことを前向きに決断した」とコメントした。