王者の切り札が「元日国立」を約束した。G大阪は28日、大阪・万博練習場で天皇杯清水戦(29日、エコパ)へ調整。25日浦和戦で決勝点のMF宇佐美貴史(18)は「チャンスがあれば常に狙っている。ああいう状況で出て点が取れたら」と連続ゴールを誓った。前回は「クリスマスプレゼント」を予告し、見事に実行。今回「お年玉」の声には「まだもらう方ですから」と18歳らしく戸惑いながら「いいお正月をプレゼントします」。MF遠藤が出場停止で、DF中沢も下腹部負傷で欠場。途中出場濃厚の宇佐美は「ヤットさん(遠藤)とソータくん(中沢)がいないから…とならないように」と、史上初の3連覇へ気合十分だ。