浦和の日本代表MF柏木陽介(23)が14日、チーム合流2日目で早速実戦に登場した。1月のアジア杯後に2週間の休みを与えられ、前日に練習復帰したばかり。だがJ2京都との練習試合中にMF山田直が負傷し、代わって前半35分に緊急投入された。結局ボランチとして最後まで約55分間プレーした。サイドチェンジや素早いパスで攻撃のリズムを作った。ペトロビッチ監督は「視野の広さやテクニックを見せてくれた」と絶賛した。日本代表ではMF遠藤の後継者を狙う。柏木は攻撃的MFとしての実績もあるが、「ヤットさん(遠藤)の後で入れたらいい。トップ下も状況によるけど(ボールを)つなぐ系の若手がいないからね」と、層の薄いボランチでレギュラー争いに加わることを宣言した。