浦和の日本代表MF柏木陽介(23)が、アジア杯優勝の立役者2人から直伝の体幹トレーニングで代表定着を目指す。

 18日、さいたま市内で練習後、「アジア杯で佑都(長友)や慎司(岡崎)に刺激を受けた。代表の練習から体幹トレを取り入れた」と話した。この日も練習後に、DF長友(インテルミラノ)が行っている骨盤を立てたランニングを敢行。入念な体幹トレーニングで締めた。

 昨年大みそか、北京五輪予選でともに戦った長友、FW岡崎(シュツットガルト)と食事をした。体幹の話題などで盛り上がり、気付けば3人で年越し。迎えた1月のアジア杯で、日本は長友、岡崎の活躍で優勝した。「佑都の体の強さにはびっくりした。上にいくためにやらなきゃと思った」と決意した。北京五輪予選で注目を浴びたのは柏木だったが、現時点の実績では2人が先をゆく。「浦和で努力すれば、(2人を)抜くチャンスはある」と気合を込めた。