<国際女子クラブ選手権:INAC神戸4-0キャンベラ>◇22日◇浦和◇準決勝

 INAC神戸MF澤穂希(34)は、世界レベルの強さを見せつけた。前半24分、右足で蹴ったボールがそのまま右目を直撃し、コンタクトがずれるハプニング発生。しかしベンチには戻らず、ピッチ脇で立ったまま直すと、すぐに試合に戻った。その後はロングボール主体で崩してくるキャンベラを相手に、攻撃の芽をつむプレーで貢献。後半23分にベンチへ下がり、リヨンとの決勝に向けて体力を温存した。試合前には、日テレ対リヨンの試合を後半から観戦。「どの選手を見ても、五輪の選手だよねって話してました。ビビらずにやればできると思う。でも、自分がビビっちゃったらどうしよう」と笑顔だった。