INAC神戸のDF近賀ゆかり(28)が、来季もチームに残留することが28日、分かった。クラブ幹部が「うちと来季も契約を延長してリハビリをやってもらうことになる」と明かした。22日の皇后杯全日本女子選手権準決勝の浦和戦で相手選手と接触し、右膝前十字靭帯(じんたい)損傷および内側半月板損傷。全治6カ月の重傷で、来年3月に開幕するなでしこリーグ前半戦の出場は絶望的だ。リヨン移籍が決まった大野と同様、欧州移籍を目指して契約間近だったが、ケガのために断念せざるを得なかった。