Fリーグ(日本フットサルリーグ)は21日、東京・文京区のJFAハウスで会見し、14-15年シーズンの日程を発表した。今季から愛称が「inゼリーFリーグ」に変わり、6月27日に代々木第1体育館で開幕する。チーム数が2つ増え、全12チームによる3回戦総当たりで、来年2月15日までにリーグ戦を開催。優勝は、成績上位5チームによるプレーオフで決定する。

 今季から日本対がん協会への協力を正式に表明し、試合会場などで支援活動などを行う。会見には、がんを克服して復帰したデウソン神戸の鈴村拓也(35)と湘南ベルマーレの久光重貴(32)が登場。上咽頭(じょういんとう)がんの治療を続けている鈴村は「今季は全試合に出たいと思っています。がんにかかっている人、治った人に勇気を与えたい」と話した。

 また、右上葉肺腺がんで現在、毎日抗がん剤を服用しながらトレーニングに励む久光も「第3節(7月5日、グリーンアリーナ神戸)には鈴村さんと直接対決がある。試合する以上は勝ちたいし『試合で会おう』と2人が交わした約束を守るため、体調管理もしっかりしていきたい」と意気込みを口にした。【盧載鎭】