日本サッカー協会の大仁邦弥会長(69)は21日、W杯ブラジル大会期間中にブラジル連盟から贈られた高級腕時計(約275万円相当)について「FIFA(国際サッカー連盟)を通してブラジル連盟に返します」と話した。この日、同会長はFIFA加盟協会委員会に参加するため、腕時計を持参しスイス・チューリヒに向けて成田空港から出発した。FIFAは18日に、ブラジル連盟がW杯出場32カ国の代表などに時計を贈呈したことが倫理規定に違反する行為だと発表していた。