INAC神戸の次期監督候補に、ミャンマー女子代表監督の熊田喜則氏(53)が浮上したことが23日、分かった。

 熊田氏は全日空横浜サッカークラブなどで選手としてプレー。指導者として大阪学院大など多くのチームを率いた。日本サッカー協会のアジア貢献事業の一環でミャンマーに派遣され、11年8月から女子代表監督に就任。13年4月にはASEANサッカー連盟(AFF)最優秀女子監督賞を受賞した。INAC神戸は前田浩二監督が成績不振のため15日付で辞任。後任監督候補を日本人3人に絞り、交渉している。