<皇后杯全日本女子選手権>◇第8日◇準決勝◇28日◇東京・味の素フィールド西が丘

 サッカーの皇后杯全日本女子選手権(日刊スポーツ新聞社後援)第8日は28日、東京・味の素フィールド西が丘で準決勝2試合が行われ、日テレは仙台を2-0、浦和は千葉を3-1でそれぞれ破り、来年1月1日の決勝(東京・味の素スタジアム)に進出した。

 ともに女子高生が活躍した。日テレは、今年3月のU-17女子W杯で初優勝に貢献したMF長谷川唯(17)が前半30分に右足で先制ゴールを決め「裏に走り込んで決められて良かった」と笑顔。浦和は途中出場のFW清家貴子(18)が2得点を挙げた。1点目は約30メートルをドリブル突破し、2点目はGKからのパスを直接合わせた。「元日の公式戦は初めてなので楽しんで優勝したい」と胸躍らせた。