股(こ)関節痛で調整が遅れていた神戸FW小川慶治朗(18)が7日、神戸市内で行われたJ2鳥取との練習試合に出場し、約3カ月ぶりに実戦復帰した。先発した小川は前半45分間の出場で果敢に動き回り、同35分には得点を記録。プラチナ世代の1人である小川が、次節13日磐田戦(アウェー)に帯同する可能性が出てきた。試合は4-1で神戸が勝った。
復活を遂げた小川は「コンディションもいいし気持ち的にも“やれる”という思いでいっぱい。次は出られますよ」と喜んだ。若きエース候補に和田監督は「まだ、時間限定でしか使えない段階やけどね」と慎重ながらも「そりゃ、帰ってきてくれたら攻撃のオプションも増える。逆に悩ましいぐらい」と思わず笑みがこぼれた。
左の2列目は元日本代表FW大久保とかぶるが、大久保は最前線に上がることはもちろん、左右サイドも含め「どこでもやれる準備はできている」と話しており、攻撃のバリエーションが増えたことになる。
G大阪MF宇佐美らと並んでプラチナ世代の逸材である小川は、昨年3月27日横浜戦で高校3年ながらクラブ最年少、17歳8カ月13日でリーグ戦デビュー。10月30日G大阪で初ゴールを決めた。しかし、今年に入って古傷の股関節に違和感を覚えて別メニューが続いていた。
スタンド観戦した前日の浦和戦は1-0で勝利はしたものの、ミスが続き、なかなか突破口が開けない展開が続いた。小川の復帰は強烈なカンフル剤だ。小川は「裏への動きとか、試合に出られたらどんどんかき回したい」と強気に宣言した。【土谷美樹】



