J2東京の日本代表DF今野泰幸(28)が13日、東京・小平グラウンドで、友人の安否を気遣った。今野は仙台市出身。家族とは12日に連絡が取れたが「(友人とは)まだ連絡が取れない。(プレーにも)多少影響は出るし、精神的にも落ち着かない」。今野は昨年W杯南アフリカ大会に宮城県出身選手として初めて出場した。大会前の会見では「宮城県民のためにも頑張ります」と述べたほど地元愛が強い。同県内では今野泰幸杯という少年サッカー大会も主催している。200~300人の遺体が確認された同市若林区には学生時代に訪れたこともある。テレビの映像に「信じられない」。