北海道スポーツ界が立ち上がった。バスケットボールの北海道のほか、サッカーのJ2札幌、エスポラーダ北海道、ノルディーア北海道が19日、札幌市内の地下歩行空間で東日本大震災への募金活動を行った。札幌市などが主催した活動に参加したもので、午前、午後に分かれ、各チームの選手、スタッフ計200人が声をからし、道行く人に募金を呼びかけた。

 J2札幌の元日本代表FW中山雅史(43)も午前11時からの予定を15分も早く繰り上げ2時間以上も街頭に立ち続けた。募金をしてくれた人、ほぼ全員と握手を交わした中山は「何かできることはないかと考えて多くの人に参加していただいたことはありがたい。この思いが被災地に届いてほしい。今後も何らかのアクションを起こしていきたい」と、さらなる支援を約束した。

 集められた義援金は集計され次第、札幌市共同募金委員会を通じて被災地に寄付される。