浦和は14日、ジュニア世代を育成する「浦和レッズジュニアアカデミー」を今季からスタートさせると発表した。地元の少年団サッカーチームが発展している浦和において、小学校高学年は未着手の領域だった。

 地元密着型の育成プログラムだ。少年団から推薦された選手や、浦和スタッフが視察しスカウトした小学5、6年生が対象となる。各チームから2、3人ずつを選び、約30人のクラスになる予定。週に2、3回のトレーニングを行う。週末には各自の少年団に帰り、技術を広める役割も担う。トップチームの使うグラウンド脇にある人工芝が主な練習場になるが、トップと同じ天然芝のグラウンドを使う場合もある。指導者は矢作典史アカデミーセンター長や浦和OBの土橋正樹氏、内舘秀樹氏ら。柱谷GMは「才能ある浦和の子どもをレッズの中で育てて、そして埼玉スタジアムでプレーしてもらう環境作りを進めたい」と話した。