勝負どころの夏を、サプリで乗り切る。浦和のペトロビッチ監督(45)は26日、過密日程になる夏場について秘策を明かした。今季は東日本大震災の影響でJ1の第2~6節の5試合が、7月に延期になった。そのため6~8月にリーグ戦とナビスコ杯で計18試合を消化する。

 先週、クラブのスポンサーである株式会社明治のスポーツサプリメントブランド「SAVAS(ザバス)」の関係者と協議。栄養面でのアドバイスを受けた。柱谷GMは「食事をしっかりとることが基本だが補助食品としてサプリメントをプラスする」と話した。

 10位に沈んだ昨季は7月が1勝3敗、8月は1勝2分け2敗と負け越した。年間2位だった07年夏に10試合で9勝を挙げた後、夏場に失速するパターンを繰り返している。この流れを止めるため、栄養面を見直すことを決めた。「先を見据えて準備している。水分のとりかたや栄養面が重要になっていく」と同監督。夏に勝つことで、頂点が近づいてくる。