G大阪のU-22(22歳以下)日本代表MF宇佐美貴史(18)が28日、マンチェスターUのFWルーニーから不振脱出のヒントを得たことを明かした。欧州CL準決勝シャルケ戦を見て、1ゴール1アシストだったルーニーに「後ろで(パスを)出したあと、すごい勢いで前に出ていくし、幅のある選手」と絶賛した。

 今日29日の山形戦(万博)へ向け、この日は、万博練習場で1時間の最終調整を行った。これまでACLを含めた6試合で無得点だった。前節広島戦では今季初めて先発落ちし、西野監督も「得点を取れないのを気にしすぎている」と心配する。悩める18歳は、金色混じりだった茶髪を黒く染めて気分一新。「展開も速かったし、いいイメージを持てた」と“ルーニー先生”に習ってゴールを狙う。【近間康隆】