<J1:清水4-1大宮>◇第12節◇22日◇NACK
清水が鮮やかなゴールラッシュで大宮に快勝した。前半39分にMFアレックス・ブロスケ(27)が先制すると、後半5分、同14分にFW高原直泰(31)が立て続けに2ゴールを奪った。さらに、同24分には、前節神戸戦(1-5)で致命的なミスを犯したDF辻尾真二(25)のプロ初ゴールが飛び出した。今季最多の4得点を量産し5戦ぶりの勝利を飾り、暫定11位に浮上した。
失敗は取り戻せばいい-。辻尾がピッチの上で証明した。持ち味は攻撃力。だったら、攻めろ。辻尾が果敢に攻めた。見るのは後ろじゃない。前だけを見た。後半24分、中央でMF高木がボールをキープ。辻尾が右サイドを迷わず駆け上がった。MF高木のパスは相手DFに当たり少しだけコースが変わり、ゴール前の辻尾の足もとにピタリ。右足で切り返し、不慣れな左足でゴールへ蹴り込んだ。
辻尾
右足で打ちたかったけど、引っかかっちゃって…。左足だったのであれぐらいのシュートしか打てませんでした。
まさに「汚名返上弾」だった。前節神戸戦では自らのミスも絡み先制点を献上。前半だけの出場でピッチを退いた。
辻尾
この前は自分のミスでゲームを壊してしまった。この世界ではミスはピッチでしか取り返せないと思う。使ってくれた監督にも感謝したい。
プロ入り4年目にしての待望の初ゴールはJ1通算1万5000ゴールのおまけまでついた。久々の勝利は次節に控えるダービーに向けた準備でもある。「次も絶対に勝ちたい。次が大事だと思っている」と、力強く今季初の連勝を約束した。【為田聡史】



