勝利の赤いバラを咲かせよう-。浦和が28日の新潟戦(埼玉)でクラブオリジナルのバラ「浦和レッドダイヤモンズ(愛称レッズローズ)」の苗木を販売することが、25日までに分かった。今季からさいたま市内の練習場の花壇にも植えられ、今が見ごろになっている。真っ赤に咲き誇るバラに、選手の勇姿が重なる。スタジアムで鉢植えを売り出す試みは初めて。埼玉スタジアムの南広場特設ブースで、午前10時から400鉢限定で販売される。2940円で試合後の引き渡し。

 ペトロビッチ監督(45)は「新潟はラインコントロールができていていいチーム」と警戒しているが、相性のいいチームだ。新潟との対戦では、06年7月19日1-2(アウェー)以来、4シーズン負けがない。リーグ戦ホーム3連戦の最終戦を、勝利で飾りたい気持ちは強い。

 今季、1勝2分け4敗と苦戦しているチームに、今こそ贈りたい言葉だ。レッズローズの花言葉は「誰からも愛される、強い、忍耐」。まさに、勝ち星から5試合遠のいているチームに、必要なパワー。多くのサポーターから愛される強いチームになるためには、ホームでの勝利は欠かせない。