浦和に入団が内定しているセルビア代表FWランコ・デスポトビッチ(28=スペイン2部ジローナ)が6月30日、来日した。午前中に到着し、午後にはグラウンドでペトロビッチ監督(45)とセルビア語で会話をしながらパスやヘディングの練習もこなした。「日本一のスタジアム、サポーター、スタッフがいるその国のベストクラブからオファーを受け、何も悩まずに移籍を決断した。みんながハッピーになれるように努力したい」と、さわやかな笑顔で話した。

 185センチの長身で、昨季はリーグ戦34試合で18得点。Jの情報は名古屋ストイコビッチ監督らから入手済みで、「レベルが高く、すぐに成功することは簡単ではないと聞いている。自分がやることは、息が途絶えて倒れるくらいまで全力を尽くし、チームに貢献すること」。低迷するチームの救世主として期待がかかる。