優等生ストライカーに救世主の期待がかかる。浦和の新加入FWランコ・デスポトビッチ(28)が3日、さいたま市内のクラブハウスで会見を行った。登録名はデスポトビッチ、背番号は31に決まり、この日のミーティングで自己紹介をして全体練習に合流。ミニゲームではさっそくチャンスを作り出した。「僕がここにいるのは、チームの力になるため。勝利のために全力で戦う」と誓った。185センチ、75キロとスリムな体形で、柱谷GMは「一緒にご飯を食べに行ったが、ビールはもちろん食後のコーヒーもカフェインだから、と飲まなかった」と明かした。

 前所属のスペイン・ジローナでは、サバデルにレンタル中のFW指宿洋史(20)とチームメート。オファーを受けた際には「日本の国について、浦和がどういうチームかを聞いていたので迷いを感じず、すぐに行きたいと答えた」。最速で磐田戦(17日・エコパ)でのJデビューになる。