磐田FW金園英学(22)が地元・大阪での“2戦連発弾”を狙う。磐田は21日、完全非公開で約1時間半の調整を行った。大阪出身の金園はアウェーの前々節C大阪戦で1得点をマークし、逆転勝利に貢献。前節浦和戦では得点を奪えなかったが、プロ入り後、2度目の凱旋(がいせん)試合となる次節G大阪戦に向けて「また友達もたくさん見にくるので頑張りたいと思う」と意気込みを語った。

 3日の神戸戦でA契約締結条件の公式戦450分出場を達成。クラブからは専用の駐車場を与えられた。駐車位置は磐田の大先輩で、自身も憧れの存在にあげるJ2札幌FW中山が止めていた場所。「求められることは今までよりも大きくなると思うので、応えられるようにやっていきたい」と金園。偉大な先輩をほうふつとさせる泥臭いプレーで、チームを勝利に導く。【神谷亮磨】