磐田DF山本脩斗(26)が自らの使命を全うする。3日、磐田はG大阪とのナビスコ杯準々決勝に向けて約1時間半の練習を行った。DF駒野が日本代表に招集されたため、次戦は山本脩が右DFで先発することが確実となった。この日のシュート練習でも精度の高いクロスを上げるなど、万全の状態をキープ。山本脩は「チームのためにしっかり自分の仕事をしたい」と表情を引き締めた。

 試合に出ることで自信を得ている。プロ4年目の今季はリーグ戦で自己最多の22試合に出場。左MFや左DFなど複数ポジションをこなし、ユーティリティープレーヤーとして欠かせない存在に成長した。ナビスコ杯2回戦の仙台戦では途中出場でプロ初の1試合2ゴールをマークし、勢いに乗っている。山本脩は「右でも苦手意識はないし、違和感なくできる。勝って上にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。【神谷亮磨】