鹿島のオリベイラ監督(60)が27日、茨城・カシマスタジアムで若手成長1番手に高卒新人MF柴崎岳(19)の名を挙げた。「ルーキーの中では一番成長している。ピッチ内の振る舞いもベテランのよう。意識も人格も強く、シーズン終盤も成長していくだろう」と期待した。柴崎は5日のナビスコ杯横浜戦から公式戦5戦連続先発出場し、その間チームは無敗。オリベイラ監督はスタメンを明言しなかったが、29日の同杯決勝浦和戦も先発が濃厚だ。この日、チームは前日に続き同スタジアムで非公開練習。オリベイラ監督は「2日間、いい感触を持っている。意思の疎通がはかれて、いい状態になっている」と自信満々に語った。