今季最後のタイトルを奪え!!
16日の天皇杯3回戦に向けて、左内転筋痛でリーグ戦前節を欠場した清水MF小野伸二(32)が、8日の練習で完全合流した。
チームの輪に小野が戻ってきた。ウオーミングアップから合流すると、7対7プラス2のミニゲームでは、ユングベリと共にフリーマン(両軍に属した選手)として出場した。全てのメニューをこなし、最後は1人でランニングを行いクールダウン。ケアを怠ることなく、左内転筋痛からの復調を完全アピールした。小野は「痛みなくやれていたので問題ない。もう大丈夫ですね」と語った。
今季の清水は、小野が欠場するとリーグ戦では1勝3分け1敗と白星は1つだけ。やはりその影響力は大きい。前節福岡戦(3日)には、現地で前日練習から同行し、シュート練習のみ行った結果「福岡戦は無理して長引かせてもよくないと(ゴトビ)監督と話し合って決めた」と出場は回避。試合では、荷物の搬出作業を手伝うなど裏方役に徹していたが、小野不在のチームは勝利を取りこぼしていた。
天皇杯は今季最後のタイトル獲得への挑戦となる。さらに優勝すれば、ACL出場権獲得にもつながっている。同杯初戦となったFC岐阜SECOND戦(10月8日)ではFW大前の追加点をアシスト。交代の際には、公式戦初ゴールを決めたMF竹内に「チームをまとめて、しっかりやれ!」と若手にハッパを掛けてチームをまとめる主将は「もちろん天皇杯に出るつもりで準備はしていく」と出場を宣言した。
鳥取に勝てば、4回戦が行われる12月17日までシーズンが延び、磐田との静岡ダービーになる可能性もある。頼れる男が、まだまだ終わらせない。【栗田成芳】



