ジョゼカルロス・セホーン監督(61)、呂比須ワグナーヘッドコーチ(42)の新体制で来季に臨むG大阪が、開幕前に例年よりも多い6~7試合の練習試合を予定していることが30日、分かった。昨年の練習試合は4試合だけだったが、10年間指揮を執った西野前監督が退任して監督が代わり、FWパウリーニョ、DFエドゥワルド、FW佐藤ら新加入選手も多いことから、チームの連係を高めるために実戦を多く取り入れることになった。

 また1月20日から約1週間の予定で行う1次キャンプを、昨年までのグアムから、クラブ史上初となる沖縄に場所を変更することも分かった。現在チームスタッフが沖縄本島を第一候補にキャンプ地を探しており、見つからない場合は石垣島か宮古島に腰を据え、温暖な地でコンディション作りに励む。

 チームはその後、1度大阪に戻って練習試合を2試合こなし、2月上旬からの宮崎・綾での2次キャンプでも3~4試合の練習試合を行う予定。さらに帰阪後のプレシーズンマッチで連係を深め、3月6、7日のACL開幕、同10日のリーグ開幕に照準を合わせる。